障がいのある学生をサポートするために

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障がいのある学生をサポートするために

障がいのある学生のうち、高校時代に個別的な支援を受けている学生もいますが、学生の一部には、障がいの有無や支援の必要性に気づかず大学生活を送っている学生もいます。
 「高校で出来たことが大学では出来ない」「授業についていけない」「課題に提出を忘れる」「スケジュール管理ができない」など、大学での初めての環境の中で困難さを抱えている学生は少なくありません。
 授業やゼミ、学生生活等において、困っている・不安を抱えている学生がいる場合、個別に声かけするなどし、学生との相談の機会をもつようにしていただければと思います。  

 困難さを抱えている学生の例

 ・授業に頻回に遅刻する
 ・欠席が多い
 ・気分の浮き沈みが激しい
 ・身だしなみを整えなくなった
 ・何度注意されても忘れ物をする、課題の提出が遅れる

 

障がい学生支援室の紹介について

 「どのように支援をしてよいかわからない」「障がいのある学生だと思うが、どのように対応していいかわからない」など、障がい学生支援室では教職員が困っていることに対して、解決方法を一緒に考えるお手伝いをいたします。

 また、学生を障がい学生支援室へ紹介していただき、学生との話し合いの場を設けることも可能です。学生に支援室を紹介する際、以下の例を参考にしてお声掛けしてみてください。
  「困っていることに対して、相談にのってくれるよ」
  「不安に思っていること(困っている内容)が曖昧でも大丈夫」
  「一緒に支援室に行き、相談してみようか」

 障がい学生支援室を利用したことがない学生にとって、どんな場所なのか、どんな人がいるのか不安に思うこともあるかと思います。その場合は、学生一人ではなく、相談をうけた教職員の方が一緒に来室されると学生の不安も少しは解消するかもしれません。


 しかし、困難さを抱えている学生を障がい学生支援室に紹介する際に、「障がい」という言葉に抵抗を示す学生もおります。その場合は、保健管理センターのカウンセラーへ紹介するなどしても良いかと思われます。保健管理センターのカウンセラーが、障がい学生支援室との連携が必要であると考えた場合は、学生本人の了解のもとで連携することもあります。

 窓口は一つではありませんので、学生にあった支援の方法を一緒に考えていくことができます。




 

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