【報告】2017公開授業 第4回目 12月5日(火)2限
『障害と貧困 ~分断社会の到来~』
講師:鶴幸一郎氏(日本精神保健福祉士協会 社会保障問題検討会委員長・社会福祉法人フォレスト倶楽部)
日本国内、また沖縄の貧困の現状、障害者の経済状況について海外の統計などと比較しながら学ぶことできました。貧困を生み出し、分断社会を作り出す制度や社会構造の問題点を知ることができました。
憲法第25条で保障されているのがすべての国民の生存権です。文化的で最低限度の生活を保障する生活保護制度の基準を下げるということは、私たち国民の生活基準も引き下げられ、自己責任という名のもとのさらに厳しい自己努力を求められることになることを知りました。
社会保障、社会福祉の役割とはなんなのか、現実に目を背けずに現状を知り、分析し、大切な基礎を考える機会となりました。
個人の希望や夢が明るい将来につながる社会、排除のない、あらゆる社会参加の機会が平等な社会を作り上げてゆきたいですね。
授業風景
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